レース観戦をもっと楽しく!二輪レースについて学ぼう|PR

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【QT/mode 2016-06-30 投稿記事より転載】

先日、ヤマハ発動機さんにご招待いただき、ツインリンクもてぎで全日本ロードレース選手権を観戦してきました。特別な体験ができて、ほんとうに嬉しかったです。高校生の頃にずーっとWGPを観てはいたのですが、バイクレースをサーキットで観戦するのははじめて! ヤマハ発動機株式会社レース広報の堀江直人さんから、はじめて二輪レースを見るブロガーに向けに、二輪レースについて教えて頂きました! 今回は、堀江さんに教えていただいたお話を紹介します。

レース広報担当の堀江さんについて

堀江さんは、二輪レースが好きでこの世界に入ったそう。意外なことに、きっかけは二輪ではなく、四輪レースのF1だったそう。小学生の頃にお父さんに連れられて観に行った、日本ではじめて開催された富士スピードウェイでのF1グランプリ。F1マシンのスピード感や音、マシンのかっこよさ、そしてサーキットの雰囲気やオイルやアスファルトの独特の匂いに惹かれて、中学時代は友人といっしょに都内からロマンスカーでサーキットへ通っていたのだとか。しだいに不便を感じ、サーキットまで行く手段としてバイクを選んだのが転機。次第に二輪レースにも興味をもちはじめ、人間の動きが見える迫力のある二輪レースの魅力に引きこまれ、大学生になり、ついには自ら二輪レースに出場するほどに。バイクが好きでサーキットのレーススタッフに憧れ、1989年にヤマハ発動機株式会社に入社。札幌営業所への勤務からはじまり、希望していた海外での仕事などを経て、つい昨年の2015年に念願のレースに関する業務、技術本部MS戦略部MS企画グループでレース広報担当に。小学校から思い続けていたレースの世界、憧れだったチーム用のユニフォームを身につけて、活き活きとお話をしてくださる堀江さんの姿と、ずっと持ち続けていた夢を想像して、感動してしまいました!

というわけで、いよいよ堀江さんによる二輪レースについての解説です。

二輪レースの世界

モータースポーツとはエンジンを使ったレース。F1やバイクだけでなく、スノーモービルで速さを競い、サーキットやダートのコースを走るスポーツ。その中で、バイクで速さを競う二輪レースも、モータースポーツの一種。

二輪レースは主にロードレース、モトクロス、トライアルの3種に分類され、それぞれ舗装されたコース、ダート、岩場や山と、走る場所が異なります。下記画像の通り、欧州各国の選手権(National Championship)、地域ごとの欧州・北米・アジア選手権(Area Championship)、世界選手権(World Championship)があり、その頂点にあるのがMotoGPやWMX、WTRといったレースで、MotoGPは1949年に始まった二輪ロードレースの最高峰カテゴリー。全世界で240万人がサーキットへ訪れ、2億8千万世帯が視聴するほど人気があるMotoGPは、年間18戦すべてがテレビ放映されるスポーツイベントです。F1のように世界中を回るレースシリーズで、日本の開催地はツインリンクもてぎ。まさにこの解説を聞いている場所です! MotoGPの下位には排気量ごとにMoto2、Moto3が併催されていて、二輪レースの世界は裾野が広いことがわかります。

MotoGPに参加しているメーカーは、YAMAHA、HONDA、SUZUKI、DUCATI(イタリア)とのことで、わたしたちの身近なメーカーばかり。ロッシのいるイタリアではこどものあこがれの職業が二輪レーサーなので、深夜か有料放送でしか二輪レースを観ることができない日本の状況とはかなり異なっています。日本における二輪レース人気も、もっともっと高まって欲しいですね。

ヤマハ発動機のレース活動

さて。ヤマハ発動機がどのようにレースに参戦するようになったのか。次は、ヤマハ発動機のレース活動について伺いました。

ヤマハ発動機株式会社が設立したのは1955年7月1日。その10日後には国内レースに参戦しているという、ものすごいスピード感です。当時、日本にはオートバイメーカーが100社以上、ヤマハ発動機は最後発で出たメーカーだったため「製品のよさをアピールするのはレース」との考えで、参戦することになったそう。海外レースへの初参戦は1958年、世界選手権へ参戦を開始したのが1961年と、レースの世界での躍進に驚くばかりです。ヤマハ発動機は、二輪レースとともに成長してきた会社であることがわかります。

ヤマハ発動機はレース活動を推進する目的は、「ブランディング」「技術のフィードバック」「普及活動」の3つ。

MotoGPを頂点とするレース活動を「世界の人々と感動を共有する場」と位置づけ「観る」歓びを、「走る実験室」として先行技術の開発を、若者に向けた機会の提供や、ステップアップ構造の確立による次世代の人材育成を、1955年以来培ってきた「チャレンジ・スピリット」を原動力に取り組んでいきます。

(2016年5月28日配布資料より抜粋)

現在、ヤマハ発動機はレース参戦だけでなく、レースのサポートを含めて世界中で数えきれない数のレースに関わっているそうです。60年めの節目であった昨年は特に、各国でヤマハ発動機のチームが活躍していて、MotoGP、JSPで年間チャンピオン、モトクロス、鈴鹿8耐でもチャンピオン……と、好成績を残しています。

国内での二輪レースのメインは、ロードレースとモトクロス。こちらも草レース・ミニバイクレースの上に地方レースがあり、その上に今回観戦する全日本選手権があり、全国を回ってレースを行います。この全日本ロードレース選手権の頂点、国内最高峰のレースがJSB1000(ジャパン・スーパーバイク1000)。年間8戦で争われるレースで、ポイントにより順位が決定します。

ベースマシンは日本国内4メーカーと世界のメジャーメーカーの水冷の4ストローク600〜1200ccのバイク。最高速はなんと300km/h! 公道を走るバイクを元にしていろはいえ、ウインカーやサイドミラー、バックライトなどはついていないレーシングマシン。レースで活躍しているマシンとベースが同じとなると、欲しくなってしまいますね。

生身を晒して走るライダーのウエアには、安全を確保するためにレギュレーションが定められ、スーツやヘルメット、グローブ等、様々な規定をクリアしたものを使っているそう。マシンとウエアだけでなく、レースに出るためにはライセンスも必要だそうで……二輪の免許も持っていないのですが、ライセンスについても興味が……出て……。

ヤマハレーシングチーム、各選手のゼッケンナンバーを覚えよ!

ヤマハ発動機「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」からわれわれが観戦するレースに出場するのは、ゼッケン1の中須川克行選手、7の野左根航汰選手、15の藤田拓哉選手の3名。最高時速300kmのマシンを目で追うので、マシンの目立つ位置に表示してあるゼッケンナンバーで個々を認識することになります。わたしも、ゼッケンナンバーを覚えていたおかげで、お目当てのライダーを見失うことなく観戦することができました! テレビで見ている時は、テロップが出ているのでゼッケンを気にしたことはありませんでしたが、サーキット観戦のTIPSとして、大事な点でした。

ライバルの情報も教えて頂きました。ヨシムラスズキ(ヨシムラスズキシェルアドバンス)の12番津田拓也選手や、直線が速く、ビッグバイクでは強敵になるKAWASAKI(Team GREEN)の26番渡辺一樹選手。こういう情報を知っていると、さらに楽しめます。

ということで、30分ほどにわたり、レース広報堀江さんから二輪レースについて教えていただいたのですが、面白くて、あっという間に時間が過ぎました。そして、このお話を聞いていたので、さらにレース観戦を楽しむことができました。

実際のコースでは、エンジンの音を聞き分ける楽しみもあります。YAMAHAのバイクは、少しだけエンジン音が低いらしいのです。レース結果だけでなくマシンの走りやレース中の駆け引きを実際に目の当たりにし、音や匂いを感じたりと、レース観戦では様々な体験ができます。これを経験したことで、レースに対する感じ方や考え方がちょっと変わりました。レース観戦の機会があれば、ぜひサーキットへ足を運んでみてください!

実際に観戦したときの感想や、会場となったツインリンクもてぎについても、追って記事にしたいと思います。

全日本ロードレース選手権 JSB1000 – バイク レース | ヤマハ発動機株式会社

2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権 開催日程 – SUPERBIKE.JP

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